リコール率を上げる歯科経営のポイントは?

"歯科は、ただ虫歯になる人を待っているだけでは経営が成り立たない。
繁盛させるためには、リコール率の引き上げは必至である。
もちろん、どの歯科でもリコールのお知らせはがきの送付などは
行っているであろうが、
虫歯になってしまってからでないと来ない患者が多いため、
リコール率は高くても20%程度、という歯科が多いのではないだろうか。
しかしアメリカでは、リコール率は80%越えが当たり前なのだ。
何故ここまで数字が違うのだろうか。
歯科コンサルタントの話では、患者のデンタルIQの
違いによるのだという。
「虫歯は、甘く見て放っておくと死に至ることもあるほどの
恐ろしい病気。しかし定期的に歯科健診を受けるという
簡単な方法で予防することができる。」と、
患者を教育することなしにリコール率上昇はあり得ない。
しかし患者のデンタルIQを上げただけで
健診に来てもらえるかというとそうではない。
定期健診にスムーズに来ていただけるように
こちらから仕掛ける必要がある。
まずはいつも送付しているはがきの内容を見直してみる。
印刷して送るだけ、すべての患者に同じ内容、というのでは
患者の心には響かない。
「私はあなたの歯のことが心配だ」という気持ちが
患者に伝わらなければならない。
少し手間はかかるかもしれないが、
患者一人一人のカルテを見ながら、その患者の歯の
どの辺りが心配なのか、ということを一言、
手書きで書き添えれば、反応が格段に上がる。
簡単な予約方法を用意することも重要である。
自動応答による電話予約や、最近では
インターネット予約もあると助かる、という患者も多い。
さらに、虫歯治療で来た患者の治療が終わった時に、
窓口で定期健診の予約を取ってもらう、という方法もある。
デンタルIQの高い患者なら、すんなりと予約を入れるであろうし、
少々低い患者でも、予約を入れてしまえば
案外、来院してくれるものである。
患者のデンタルIQをいかに上げるか、そして
いかにスムーズに、ストレスなく健診の予約ができるようにするか、
それが、リコール率を上げ、歯科経営を成功させるポイントである。"