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医師不足の答えがここにある
医師不足は共通した悩みであるが、公立紀南病院は魅力ある病院を前面に打ち出すことでこれを解決した。果たしてどのような方法であったのか。
◆魅力ある病院づくりプロジェクトの策定
医師確保も視野に入れたプロジェクト委員会を発足させた。メンバーは従業員の他、行政担当者、医師会の医師、地元保健所長などで構成された。
◆アンケート調査の実施
同院に勤務したことのある200名以上の医師に対して『在籍時の就労環境の良し悪し』『医師不足を解消するためのアイデア』のアンケート調査を行った。
◆積極的な情報発信
各地の研修医向けセミナーに参加したほか、ホームページや医師の求人情報誌で募集を実施した。
結果4ヶ月あまりで5人採用に成功し、不足していた診療科の診療機能確保にとどまらず関連の老人保健施設の医師を増やすまでになった
魅力ある病院づくりの具体化に向けてどのようなフォローをしているのか。
◆魅力ある病院づくり実行委員会の発足
院内のメンバーのみで発足させた。毎週火曜日にワークショップ形式による実行委員会は、約400人の全職員を5グループに分け、5週間に1度必ず参加する。ここでは患者サービスから就労環境まで、各自が日ごろ感じている問題や不満を出し合う。なおくじ引きにより班分けを行うため、日常では顔を合わすことのない職員同士が、親睦を含めるという機会にもなっている。こういった機会が提供できれば議論が行われるようになるのは当然であり、これを繰り返すことで職員の意識改革を促している。
2006年10月30日
(コンサルタント・税理士 斉藤 功) |
*参考(五期比較・地図) (43KB) |